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第14回
バラ・キク・サツキ 病害虫のスーパー御三家
7. キクの害虫・症状編
アブラムシ類
黒いワタアブラムシ、赤褐色で光沢のあるキクヒゲナガアブラムシ、黄緑色〜赤褐色のモモアカアブラムシ、緑色で大型のキククギチアブラムシなど多数が寄生。スス病、モザイク病など他の重要な病気を誘発するので軽視してはだめ。

ハダニ類
ナミハダニ、ニセナミハダニ、カンザワハダニ、チャノヒメハダニ、キクビラハダニなど多数。体は小さいが薬に対する抵抗力は強い。

キクスイカミキリ
5月早々からの約1ヶ月、橙黄色の体で黒い羽をした7〜10mmの細長いカミキリムシが茎に卵を産卵。新梢は萎れて枯れる。

ハエモグリバエ類
キクスジハモグリバエなどの数種の2mmほどの小形黒色幼虫が葉肉内を穿孔食害する。葉には灰白色の雲紋状の線画が現れる。

キクヒメタマバエ
4月早々〜5月いっぱい、蚊に似た小さなハエが主に葉に産卵。中に微細なウジ入りの虫えい(虫瘤)ができる。

ハスジカツオゾウムシ
5〜6月に体長10〜15mmの黒っぽい紡錘形のゾウムシがキクの地際に産卵。株は萎凋する。

フキノメイガ
5〜6月いっぱい小形のガが葉裏に夜間闇にまぎれて100〜300の卵を産みつける。ふ化した幼虫は茎を食い破って茎の髄を穿孔食害、茎はダウン。

ヨモギハムシ
体長8mmのメタリックブルー系 半球形甲虫が春から花の時期まで長い期間、飛来しては新芽、蕾、花などをつまみ食いする。

ハマキガ類
数種のハマキガの幼虫(3cmほど)の食害で、キクの芯が止まってしまう。彼らの世代交代は早く、年間3〜4世代を重ねる。

ハスモンヨトウ
8月盛夏。ある日急に茎の中間あたりの葉が白くなる。おかしいなと葉を裏返すと、いるわいるわ緑色の小さな幼虫が群をなして。彼らはあわてて糸を吐きながら下へスーと逃げ出す。そして生長すると灰色や黒っぽいイモムシとなり、今度は葉から芽先から花まで食い始める。

カブラヤガ
夜間、土色の円筒形の幼虫が土から出てきて地際の茎を噛み切って倒す! 鉢にはまず出ないが…。

ヨトウムシ
春と秋に出る。

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