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| 第14回 |
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| バラ・キク・サツキ 病害虫のスーパー御三家 3. バラの害虫・症状編 |
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●アブラムシ類
イバラヒゲナガアブラムシ
体色は緑色。バラ専門の吸汁害虫。放置すると新梢、新葉がびっしり彼らに覆われて、大切な樹液をチューチュー吸われてしまう。
バラミドリアブラムシ体色は緑色。同じくバラ専門業者!?
ユキヤナギアブラムシ同じく緑。これらアブラムシ類は各種の重大な病気の媒介者でもあるので軽視してはならない。ちなみにユキヤナギはバラ科植物。
モモアカアブラムシ体色は赤褐色。ちなみに…モモもバラ科です。
●バラシロカイガラムシ 枝や幹に吸着して樹液を吸う純白扁平の直径2mm前後の円形ロウ状の害虫。中心に黒褐色点がある。放置すると枝が枯れる。
●バラクキバチ ハチといってもアシナガバチのような針は持ってない。そのかわりに尾端からノコギリを出して、にくらしいことに5月の一番花の下の新梢を、ギコギコやる。花茎先端はガクッと垂れ下がる。その前で栽培家もガクッ!
●ニホンチュウレンジ ミツバチを3倍以上スリムにした体は明るいオレンジ色で、羽根が黒いチュウレンジバチがバラの茎に頭を下向きに連続して卵を産みつける。期間はバラクキバチと同じ頃に来て、遅くまで飛来する傾向がある。やがて茎は縦長に裂ける。しかし本当の悲劇はこのあとで、やがて羽化した幼虫(頭のみ黒く緑色の体に黒い点々が入っている)が初めは梢に固まっているが、それがあっという間にバラバラと散らばって、猛烈に新葉を食い荒らす。体を直角にして食うのが彼らの掟である。放っとけばバラが丸坊主になることもある。
●ホソオビアシブトクチバ 時々まだ開花するには間があるが、だいぶふっくらとしてきた蕾の側面が、えぐったように食害されていることがある。犯人はこの長い名前を持った尺取虫そっくりな5cmを超える褐色のイモムシである。しかし犯人像を知らない人は、大抵見逃してしまっている。擬態の腕はクロオビ級。
●ヨモギエダシャク 前者より体長は短いが、葉の縁にそってリズミカルに食害する尺取虫の仲間。
●ナミハダニ 葉色が少し薄いなと思った時は、すでに葉全体に点状からカスリ状に色抜けが進んでいる。葉裏をみるとごく小さな赤色をしたクモそっくりのダニがいっぱいいる。細い糸を吐くとそれが日光に反射してキラッキラキラ…。葉の運命は黄化、乾燥、落葉となる。高温乾燥期に発生。
●チャノミドリヒメヨコバイ 緑色体で羽の末端が黒色をしたウンカ状の虫が飛来して葉を吸汁する。葉は白いカスリとなる。
●マメコガネ 体長1.5cm前後、頭部がメタリックグリーン、胴部が茶色のツートンカラーの甲虫が贅沢に花弁やオシベ、メシベをむさぼり食う。
●クロケシツブチョッキリゾウムシ やたら長い名前だが体長は1cmに満たない小さくスリムな黒い虫が春季、新梢の先端直下をかじって萎らせてしまう。蕾の基部をかじると蕾は下向きとなって黒く干からびる。
●バラハキリバチ ある人は「パンチで打ち抜いたかのような見事な円形」と表現したが、その位見事にバラの葉を1円玉の円形に切り取っては巣に持ち帰る。円は一部葉縁が含まれる。葉縁から離れて葉の中にぽっかり穴があいているのはハバチの幼虫、淡緑色のアオムシの仕業である。
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