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| 第2回 |
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| バラの歴史 4. 近代のバラ−品種改良の時代へ− |
| そしていよいよ本格的なバラの品種改良は18世紀末から19世紀初頭にかけて行われました。今度は一転して、中国から4種類の「チャイナ・ローズ」がイギリスに導入されたのです。このことの意味は単に「大きい」というだけではなく、正に「画期的」でした。今までのペルシャ系の香り、八重性などに加えて、さらにここに「四季咲き」という重要な性質が加わったからです。最初の内はまだ貧弱だった四季咲きの性質も、年とともにしっかり固定されていきます。
かくしてバラの品種改良は、ヨーロッパ各国とアメリカも加わって大々的な競争状態となっていきました。各国で年ごとに次々と新品種が生み出されていきます。 1867年。この年はフランスに限らず、世界のバラ界では忘れられない年となっています。それはフランスのリヨン在住のバラ改良家、ギィヨ氏(Guillot)が、初めてのハイブリッド・ティー・ローズ(Hybrid Tea Rose)「ラ・フランス」を発表した年だからです。このハイブリッド・ティー系のバラは、これまでのバラが、「花首が弱く、やや軟弱気味で、耐寒性に乏しい」性質であったのにたいし、すべての点で樹勢を丈夫なものへと変えたのです。そしてこのハイブリッド・ティー系はあっという間に世界中に広がり、現在へとつながる主力品種となったのです。(ハイブリッドとは性的交雑により育成した雑種という意味です) この1867年以降、ハイブリッド・ティー系を母種として、バラ界は今までをはるかに上回る新品種作出競争時代に突入いたしました。年ごとに膨大な品種が登録され、その多くがやがてふるい落とされ、毎年世界に通用し、流通する品種はほんの一にぎりではあるのですが…競争は熾烈をきわめております。 |
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