眠いのなら量を減らすのではなく、飲み方を変えれば良かった!飲み方を変えたらグッスリ眠れた!

2020年4月16日

花粉症に使われる治療薬は、現在主な物だけでも40くらいあります。このうちドラッグストアや街の薬局で買えるものは点鼻薬も含めると15ほどあるようです。

しかし内服薬の抗ヒスタミン薬の場合は、多かれ少なかれ「眠気」という副作用が付きまといます。お年寄りの場合は「口渇(口が渇く)」も、問題となることがあるようです。

私は、この眠気の副作用のために、いくつかの失敗をしました。

花粉症の治療薬として使われる抗ヒスタミン薬には第一世代抗ヒスタミン薬と第二世代抗ヒスタミン薬があり、前者は眠気が強いのですが、後者は前者と比べるといくらか眠気が少なくなっています。

私は数年前に、第二世代抗ヒスタミン薬のアレロックを処方されました。アレロックは街の薬局では購入できないので、使ったことがあるという人はそれほど多くはないかと思いますが、私はアレロックを服用しました。

アレロックは、一般的には朝と夜と1日2回服用することになっています。効果も強いのですが、眠気の副作用も強いタイプの抗ヒスタミン薬です。

夜寝る前に飲むとよく眠れるのですが、朝食後に服用すると、仕事中に眠くて眠くて全然頭が回りません。

「あんたは、眠くなくてもイマイチ頭が回ってないじゃないか」と言われそうですが、眠くなくてもイマイチ回っていない頭がさらに回らなくなると、本当に何も考えられなくなってしまいます。

何とか目を開けて、意識が飛んでいかないようにと必死でした。しかし、そんな状態なので仕事で小さなミスが連発してしまいました。A社に送るはずの書類をB社に送ってしまったり、書類作成の際には誤字脱字が多かったです。

仕事中はまだ気が張っているので、ウトウトしてしまうという事はないのですが、問題は休日で家に居る時です。

緊張感がないので、ついついウトウトとなってしまいます。洗濯物を干している時も眠いし、料理をしている時も眠かったです。暇があれば横になって寝ていました。

ある日の日曜日、あまりに眠くて昼食後のPM2時ごろにソファで横になっていると、いつの間にか寝落ちてしまいました。ふと気が付いたときにはPM6時過ぎでした。「あちゃ~もうこんな時間か~」とびっくりしました。

4時間近くもお昼寝をしていたのです。慌てて晩御飯の支度をしたので、足の指を机の角にぶつけたりして、痛かったことを今でも覚えています。

またある日は、夕食の前にソファで横になっていると、そのまま寝落ちてしまって気が付いたら明け方でした。夕食も食べずに朝の4時ごろまで寝てしまったのです。

またある日は、洗濯物を干そうとしてボーッと「眠たいなあ」と思いながら、家の中を歩いてベランダに出ようとしたら、そのままハイサッシの窓に頭をまともにぶつけてしまいました。おでこに小さなたんこぶを作ってしまいました。これまた痛かったです。

本当にいったいどれだけ寝たら気が済むのだろうと、自分でもあきれ返ってしまいます。眠いのは、だるいとか痛いよりはマシかもしれませんが、眠気を我慢するのも地味につらかったです。

このように、私は抗ヒスタミン薬の眠気が原因での失敗が多かったです。

そこで、薬の量を半分にしようと考えました。薬の量を半分にしたら眠気も半減するのではないかと思ったのです。

錠剤を半分にして、朝と寝る前に服用しました。すると、眠気はいくらかマシになりました。しかしそれでもまだ眠いし、鼻水や鼻詰まりがつらいという羽目になってしまいました。

でも、「以前よりはまだいくらかマシだ」、「薬を飲まないよりはまだマシだ」と思って我慢していたのです。

そして薬がもうなくなったときに、医師の診察を受けて「眠くてたまりません」と報告しました。

すると医師が「それだったら、夜寝る前だけの服用でOKの薬に変更しましょう」と、アレジオンに変更してくれました。

アレジオンは1日1回の服用で24時間作用してくれます。

寝る前だけの服用なので、昼間の眠気が少なくて夜はグッスリ眠れました。

ああー、どうして量を減らすことしか考えなかったのだろう、夜1回でOKだという抗ヒスタミン薬も出ていることを知っていたのに、どうして薬の変更をもっと早くしてもらわなかったのだろうと、今になると凄く悔やまれます。

これも眠気がもたらした大きな失敗だと思っています。おそらく、眠気で思考能力が劣っていて、薬の変更が思い浮かばなかったのでしょう。

アレジオンは眠気は少なめですが、作用は強めの抗ヒスタミン薬です。

日経メディカルオンラインという医師がよく読むサイトで、医師会員にどの抗ヒスタミン薬をよく使うかとアンケートを行った結果が載っていました。

それによると、アレグラが1位でおよそ30%、2位がアレジオンで約16%、3位がザイザルで約11%、4位がアレロックで約9%という結果でした。

アレグラを使用する理由は、眠気が少ないことと車を運転する人は注意が必要だという注意喚起がないこと、となっています。車を運転する人はアレグラが良いかもしれません。アレグラは作用も眠気も少なめの抗ヒスタミン薬です。

アレジオンを処方する理由は、1日1回の服用で済むという理由が多かったそうです。また後初品があるので価格が安い、という事も理由にあがっていました。

ザイザルは、眠気はアレグラの方が少ないが効果はザイザルの方が強いので、アレグラではちょっと効果不足という患者に使うという声がありました。また、1日1回で済むというのも大きいです。

アレロックは即効性があるという理由で処方することが、多いようです。

このように、抗ヒスタミン薬にはいろいろとあり、それぞれ特徴があるので、服用して不都合がある場合は早めに医師にそのことを報告して処方薬を変更してもらうのが良いと思います。

眠気でいろいろと失敗はありましたが、薬の使い方のよい勉強になりました。