海外で花粉症が発生して辛い目にあった話

2020年4月16日

今年の花粉は大丈夫
日本では大丈夫でした。毎年花粉症に悩まされていましたが、その年は何故か平気でした。くしゃみも鼻水も目のかゆみも殆ど症状がないくらいでした。花粉症は年によって症状に差がでるもの。今年は花粉の量が少ないのかもと安心していました。毎年通っている耳鼻科にも行かず、念のためと市販の薬を少量買っていただけでした。

何年ぶりかの海外
その年仕事でスイスに行くことになっていました。春先の1週間の予定でした。何年ぶりかの海外、仕事だけではなく、プライベートでも春先に海外には行ったことがありませんでした。花粉シーズンを海外で過ごした経験はありませんでした。慌ただしく出張の準備をしていて、出発直前にふと、花粉のことを思い出しました。でもすぐに、海外だ大丈夫と何の根拠もなく思ってしまっていました。何一つ調べることもなく。何故か空港はちょっと違うかもと思い買っていた少量の市販の薬だけ持って行くことにしました。今思えば何故空港では症状が出ると思ったのか謎ですが。そんな謎の心配も無用で、空港でも花粉症の症状は出ず安心してスイスへ向かいました。

清々しい空気
スイスに到着してまず思ったのが、空気の清々しさです。スイスと言ってもチューリッヒだった為自然がいっぱいというロケーションではありませんでした。スイスの中ではかなり都会です。とは言え日本の地方都市くらいの雰囲気で、間違っても東京のような混み合った雰囲気はありませんでした。少し肌寒かったのもあり、余計に空気がキレイに感じました。こんなところに花粉なんて飛んでいるはずがないと思いました。花粉症イコール都会のゴミゴミした雰囲気の中にいるから発症するものと思い込んでいたからです。到着が夜という事もありその日は空港とホテルの移動のみでした。

嫌な予感が…
乗継等で移動で疲れていたせいかぐっすり眠れて時差ボケもなく快調でした。同僚と連れ立って打ち合わせ先に向かっていた時です。天気も良かったので30分程歩いて向かっていました。同僚の1人が鼻がムズムズすると言い始めました。その同僚は普段特に花粉症の症状は出ていないのに。気候が変わって何かに反応したのかもと話していました。しかしどんどん辛そうにしているので、私が日本から持参した花粉症の薬を分けてあげる事にしました。しかし今度は私に花粉症の症状が出始めました…。日本では大丈夫だったのに何故スイスで…と思いましたが、スイスにも何かしらの花粉は飛んでいて不思議じゃありません。むしろ日本より身近に自然がある環境です。慌てて薬を飲みました。そんなには酷くはならないはずと言い聞かせたのも虚しく、その後症状はどんどん酷くなりました。同僚もしかりです。ただでさえ少ない量の持参した薬を二人で分けた為、翌日の昼の分で無くなりました。海外にも鼻炎薬はあるけれど、どれを選んでいいかも分からず、万が一強い副作用などが出たらと思うと怖くて買うことはできませんでした。それからの仕事は悲惨でした。海外の人にはひどい風邪でも引いているかのように見えたと思います。
思い込みほど怖い物はないと思った春でした。