当時は花粉症がまだ認知されておらずマスクを着けていることを叱責された!

2020年4月15日

<主な当時の人物の簡単な紹介>

・自分 看護学生。実習中。花粉症含むアレルギー性鼻炎であり、服薬治療もしている。マスクをしないと鼻水とくしゃみが止まらない。
・先生 当時の実習場所担当の先生。大学病院で働いていたことや、子供がいること出産経験が壮絶だったらしいことから母性看護学等、とにかく看護というものに対して絶大な自信を持っている。

<先生にマスク着用について叱責された話>

当時、看護学生だった私は外部への実習の期間で、地域の児童相談所を兼ねた子供の遊び場に行く日だった。
お母さんと子供が市町村が用意している施設の室内で遊んだり交流できるようになっている場所で、地域の母親への支援とか、病気でない子供の成長発達とかを学ぶ実習だった。
施設が開く30分~1時間くらい前に学生と先生は集まっていたが、そこで先生から何故マスクを着けているのかを聞かれたので、自分は花粉やハウスダスト等のアレルギーを持っていること、アレルギー症状の予防の為にマスクを着けていることを説明した。
すると、先生が真剣な顔で
「マスクを着けた学生が来ていることでお母さん達が自分の子に風邪を移されるかもしれないって不安になると思わないの?アレルギーは今は薬で症状を止められるって知ってる?看護学生なら知ってて当然よね?薬は使ってないの?アレルギーも含めて、実習に向けて体調を整えておくのが普通でしょう?意識が足りてないんじゃないの?」とやたら叱責を続けるので、こちらも看護学校の先生で大学病院の看護師の経歴もある人がアレルギーについてそんなことを宣うなんて呆れてしまった。
私も当時は若く、黙っていられなかったので
「薬は副作用の眠気が強いものは勉学の邪魔になるため避けています。マスクをしないとくしゃみや鼻水が止まらなくなることの方が多いので逆に不安にさせると思います。マスクは外しません。代わりにお声かけさせて頂くお母さん方には自分がどのような理由でマスクを着けているのかお話します。」と返した。
そのあとも何だか、周りに配慮出来ている行動ではないとか、看護学生らしからぬ行為とか色々言われていたが施設の方が来たことでうやむやになりかけた。
が、施設の方の挨拶が済むなり先生が間髪入れずに、「こちらの学生がマスクを着けているのですが、アレルギーとのことで、できれば外した方がいいと思いまして」と話しかけた。
施設の方は途中で遮り、「アレルギー?花粉症ですか?辛いよねぇ、マスク着けててください。外を歩いてきた人の服に花粉が付いてるだけでも駄目らしいじゃない。今の時期だと何の花粉になるの?」とマスク着用を肯定してくれた。
内心ざまあみろと思いながら実習を無事に終えることができた。

<ちなみに、施設利用者のお母さん達の反応>

鼻に反応するアレルゲン全てが駄目なので、と説明するとアレルギー性鼻炎という病気に興味を持ってくれるお母さんが多く、「いつアレルギーに気付いたの?」「検査って簡単だった?」「やっぱりアレルギーって解ってた方が楽?」「アレルギーに使う薬ってどんな感じ?」と軽い質問責めに会った。
ひとつひとつ回答するとお母さん達には、子供が小さいのでアレルギーについても知っておきたかった、当事者の話を聞けてよかった、子供がアレルギーになったりアレルギーを持っていたらと悩んでいた等といろんなお母さん達の思いを聞くことができ、こちらとしても良い学びになった。
本当にあの先生は何だったのだろうという気持ちで今でも疑問と不信感でいっぱいである。