花粉症の症状は意志の力だけでは簡単に止められないのです。

2020年4月16日

花粉症は辛いですよね。私の場合、主な症状は咳と鼻水なのですが、春などの時期になるとなかなかコントロールするのは難しいです。
その症状のせいで、失敗してしまった事があります。

-固い場所で、しっかりとしたふるまいをしなければいけないのに-
学生の頃、短期のアルバイトで、大手不動産会社のマンションのティッシュ配りをした時の話です。
このアルバイトはまず、不動産会社のマンションギャラリーにて配布するティッシュを受け取ります。
事前に説明で、たとえアルバイトだとしても、そういった場所なので、しっかりとした身なり、ふるまいをしてくださいという指示がありました。(服装もスーツです)
しかし、時と場所関係なく、症状が襲ってきます。鼻水はズルズル状態です。
なるべく、目だだない場所で、鼻をこまめにかんでましたが、不動産会社との担当の方と話していた時に、鼻水が垂れてしましました。
その時担当の方はなにも言いませんでしたが、あの険しい顔は今でも覚えています。

-声が出せない事に大慌て-
そんな状態で仕事を始めます。ティッシュを受け取ってからの仕事の流れとしては、受け取ったティッシュを、大きな声を出してPRしながら、ティッシュを配布する感じです。
そこで、もうひとつの咳という症状が襲ってきます。
もちろん、ティッシュを配っている最中も、それなりのふるまいを求められます。
あまり咳をしてはいけないと思ったので、極力咳を出さないように、かつ出来るだけ大きな声を出して(こういう所は変にまじめです)ティッシュを配ってました。
ですが、1時間くらいその仕事をした時でしょうか、声が出しにくくなりました。
不動産会社の人に「もっと大きな声で」と注意され、声ださなければと思うのですが、段々声が出にくいというより、声の出し方がわからなくなるという今までに味わった事のない間隔になりました。
この感覚なんとも怖くて、このまましゃべる事が出来なくなるのではないかとテンパりました。
ただ、不動産会社の人からすれば、声を出してなく怠けているように見えたみたいで、「もっと声だして」と言われ、それ言われた私はますます、テンパり口をパクパクするなんとも情けない状態。辛かったです。

-薬でなんとか解決しようとするが-
花粉症の薬も飲んでいたのですが、基本あまり薬が効かない体質なのか、飲んでもそんなに症状は改善されないのです。
ですが、今の状態を改善するためには、薬を飲むしかない、でも多分いつもの量じゃあんまり変わらないと思い、いつもの2倍飲みました(本当は良くない事です)
そうしましたら、症状が改善されるどころか、副作用が大きく出ました。もう眠くてしょうがない状態です。
これもまた、辛い。ただ一つ状況が改善されたのは、眠気を打破するためには、必死に仕事して動きまわるしかないと思い必死に仕事をしました。
そのうち声を出るようになって、大声を出して必死に仕事をする姿が、がんばっているように見えたおかげなのか、担当の人に褒められました。

-頑張った後には、反動があるもので-
(眠気が辛いのをなんとかしようと)仕事を頑張りました。
勤務時間は6時間ぐらいだったと思います。ちょうど、薬の効果が弱くなる事です。ましてや、大きな声をだして動きまわって疲れています。
仕事の流れとしては、勤務時間終了後に再び、マンションギャラリーに戻り、どれくらい配れたか等、仕事の報告をします。
緊張する場に戻ったせいか、鼻水、咳の症状がかなり強めに襲ってきました。
正直、担当の方と失礼がないように話せる状態じゃなかったです。
幸いな事にこの仕事、複数人で行います。ですので、担当の方への報告は他の人にお願いして、できるだけ見えない位置に隠れて、ほとんど鼻水が出ている鼻をティッシュで隠していました。

-最後に人の優しさに触れるが…-
なんとか仕事を終えることができました。
今度は緊張がゆるんだせいか、再び、花粉症の症状が襲ってきます。
呼吸がちょっと苦しくなるぐらいの咳、ポケットティッシュ1袋じゃ足りない鼻水。
この時一番症状がひどかったです。とうにティッシュはなくなっていたので、鼻水を垂らしながら、コンビニにかけこみ、ポケットティッシュを買いました。
咳も我慢できなくなって、四つ這いになって咳をしていました。
今思い出すと、症状的にかなり厳しくい状態だったと思います。

私は青森出身で東京に状況してからまだそんなに年月が経っていないと思います。
田舎者でしたので、都会の人は冷たいという勝手な思いがあったのですが、うずくまって、苦しそうにしている私に、全然知らない人が「大丈夫ですが」と声をかけてくれました。
そういう事は絶対東京じゃないと思っていたので、嬉しかったです。

ただ、その様子を遠くで、仕事の担当者が見ているのに気が付きました。
その後、そこの仕事に応募しても受からないのは、きっとだたの偶然です。きっと。